現在ではサービス提供責任者として、多くのお年寄りやご家族から信頼され活躍されている野村さん。
そんな野村さんの、心に残っている思い出からこれからについてインタビューしてみました。

待っていてくれる人がいる

「出ていけ!警察呼ぶぞ!」

この言葉は訪問介護先のある男性ご利用からの言葉でした。
その方にとってみたら憤慨することがあったからではありますが、その時は理由がわからず、
どうすることもできず所長に代わってもらうことになってしまいました。

そんな事が起こるたびに、
「向いてないのかな・・・」と自問自答し、
一から丁寧に教えてくれている先輩の期待に応えられていない、
と感じる苦しい日々が続いていました。

率先して地域の方のサポートをする先輩職員のカッコイイ背中に憧れながら、
なんどか貢献したいとの思いから仕事を続けていたある日、
訪問先の方から「野村くんの酢の物すごくおいしい」という声が。

涙が出るほど嬉しかった。
そうして徐々に自信がついたというか
【自分を待っていてくれる人がいる】
ということが支えになり今に至ります。

言葉の一つ一つがモチベーション

やりがいは、見て聞いて触れて、身体全体でご本人やご家族の声が、手に取るようにわかるところ。
言葉の一つ一つがモチベーションになります。

このあとの目標は

これまで優しく教えていただいた先輩職員。

自分に自信と居場所を創ってくれた地域の方たちへ恩返しがしたいです。
そのためにサービス提供責任者を今は頑張ります。

入社を検討している方へ

はじめは話せなかったり、
思うように動けないこともある。
こんな自分でも務められているので
大丈夫です(笑)