介護保険を利用して受けられる介護サービスのことを介護保険サービスと言います。
40歳以上の国民は介護保険に加入して保険料を納めることが義務付けられています。
介護が必要になった際には、納めた保険料や税金をもとにして原則1割で介護サービスを受けることができます。
また、自己負担額の割合は所得に応じて異なります。
介護保険サービスには様々な種類があり、多様な介護サービスを受けることが可能です。
在宅および施設サービスの利用料などは、公的介護保険の適用対象です。
しかし、保険が適用されず全額自己負担となるものもあります。
例えば、食費や通所介護における交通費、日常生活費(日用品やおむつ代など)などや限度額を超えてサービスを受ける場合は、超える部分の全額が自己負担になります。
出典:厚生労働省「区分支給限度基準額について」
※注:実際の支給限度額は金額ではなく「単位」で決められており、目安として1単位あたり10円で計算しています。
同一世帯の自己負担が一定額を超えると、超えた金額が市区町村から払い戻される「高額介護サービス費」という制度もあります。詳細はお住まいの市区町村へお問い合わせください。